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電子マネーの考察

コンビニ事情

セブンでのnanacoポイント還元に後ろ髪惹かれながら
中条あやみさんを羨ましく思いながら ポイントカードをポンタのみに選択し、
支払いを交通系電子マネーのオートチャージのみにしたので財布はずいぶんと軽くなりました。

ただローソンのレジでの流れに違和感を覚えています。

使ったことある方ならわかりますが非常に煩わしい。

1) 商品を渡す
2) ポントカード(ポンタ/dポイント)を渡す
3) 電子マネーでの支払い旨を店員に口頭で伝える
4) 端末にカードをかざす
5) POSのタッチパネルで交通系電子マネーを選択
6) 支払い完了

最初「タッチパネルで交通系電子マネーを選択」が解らず戸惑ってしまいましたし、 「電子マネーでの支払い旨を店員に口頭で伝える」から「タッチパネルで交通系電子マネーを選択」 はどんな意味があるのか戸惑います。

恐らく端末にカード(端末)をかざした時点で電子マネーの種別を判別しているので
複数のカードの入った財布をそのままかざしても選択できる利便性を考慮していると思われるのですが 選択肢が1つしか無い場合はシステムで自動判断してほしいと思ってしまいます。
深読みかもしれませんが、ユーザが意図しない支払い選択をしてしまわない事を考慮しているのかもしれませんが 多くの利用者は不便に感じていると思います。

下記は各コンビニの電子マネー対応一覧です。
おさいふポンタ、auWALLETやTマネーは電子マネーですがRFIDではなくてプリペイド式カードなので除外しました。
またVisa Touch(ビザタッチ)やSmartPay等というのもあったのですが昨年末に終了してしまいました。

 ローソンセブン-イレブンFamilyMart
iD◯    
QUICPay
楽天Edy    
WAON
nanacoXX
交通系電子マネー(JR系)
交通系電子マネー(私鉄系)
交通系電子マネー(PiTaPa)XX

※2016年5月時点

PiTaPaが何故FamilyMartのみに対応しているのか謎です。

しかしポイントカードと電子マネーを分けたのは コンビニに縛られたくなかった為なのですが、 2枚を順番に出すのはホントに煩わしくてなんとかしたいものです。

自分はポイントカードを店員に渡すと同時に 電子マネーをかざし電子マネー払いであることを主張することで もたつきの緩和をしています。

オートチャージ

オートチャージは最高です。 交通系のオートチャージは範囲限定されてしまいますが無敵で素晴らしい。

オートチャージはほぼすべての電子マネーで対応されていますが、 何れもクレジットカードの支払に縛りがあるのが厄介です。

iD、QUICPay、PiTaPaはポストペイ(後払い)なのでオートチャージは存在しません。 PiTaPaの場合、関西圏での鉄道乗り入れ向けにチャージも出来る。


現在日本には多種多様な電子マネーがあり、 三菱東京UFJは新たに電子通貨をテストしているらしいです。

個人的には2016年は国内でお金の電子化が認知される年であり 電子マネーの統廃合へと繋がる分岐点の年だと思っています。
今年より多くのユーザーを勝ち取ったベンダーが 今後の一人勝ちになる可能性が強いと思っています。

サークルKサンクスがFamilyMartに統合される今年の秋に 大規模なPOSシステムの入れ替えがあると予測していてます。 そしてApplePayの日本進出も噂では年内なので、 ソフトバンクも採用するTポイントのFamilyMartにはTマネーが精力的に導入され 国内の電子マネーは活性化し統廃合が進むと思っています。

ただサークルKサンクスを統合した場合、 楽天ポイントカードはどうするんだろうという疑問もあり、 今年の秋のApple社の発表が今から楽しみです。

もしTマネーとApplePayの連携し 新しいPOSのシステムのフローが快適であれば 身も心もCCCに委ねる時なのかもしれません。